いい天気。友だちと適度に連絡を取り合ったり、彼とゆるやかにメールを続けたりしているだけで、満たされる。大切な人たちと、生きて、繋がっていられることが、うれしい。いつか、男ともだちにもきちんと手紙を書こうと思う。この気持ちがなくならないうちに。
今期もサントリー烏龍茶のCMいいね。あの曲が流れるたび画面に目がいってしまうよ。選曲もすてきだし、食べている姿が無防備で艶っぽくて、どきどきする。

部屋の片付けをしてアクセサリーを整理していたら、リボンの指輪(Bupupuさんで購入)を見つけた。ひさしぶりに指にはめたらとてもかわいくて、見るたびにこにこしてしまう。(写真じゃぜんぜんわかなんないけど黄緑のちょこんとしたのがリボンの形でかわいいよ [








4月になって、Spangle call Lilli line ばかり聴いているよ。この曲をはじめて聴いたとき、どこかで聴いたこある気がするなあと記憶を手繰り寄せたらkumoQさんのところでだった。二年以上も前の記憶なのに、ちゃんと心に残っていたことがうれしかった。ほんとうすきだと思ったものは忘れないのかもしれない。車窓からの風景と音楽がよく合っていていいなと思った。
春からいろんなことがくるくる変化して自分でもびっくりする。職場もかわったの。少し、目指すものがわかってきたような気がする。とりあえず5年くらいこの方向でがんばろうと思う。あと、2年ぶりに彼と電話した。しかも彼から電話かかってきたというミラクル。2時間くらい一気に話をして、最後のほうで彼が、最近つくった物語を聞いてほしいと言った。「うん」と答えた。恥ずかしそうに読んでいる彼の声をきいて、しあわせだなと思った。こういう瞬間のために生きてきたような気持ちがした。大袈裟だけどばかばかしいけれど、ほんとうの気持ち。わたしの恋はいろいろうまくいかないけれど、大学生の頃ずっと片思いをしていた人には電話越しに歌を歌ってもらったり(軽音部で歌っていた人だった)、今度は朗読してもらったり、そんなに悪い恋愛はしてないのかもしれない。
忘れることも愛だけど、思い続けることだって愛だと思いたい。誰も味方してくれなくても、これが間違ったやり方でも、わたしはわたしの思うようにやってみるよ。穏やかな気持ちで前向きに。

3月が終わる。切ない気持ちから抜け出せない。せつないせつないせつないせつないせつない。身体から切なさが沸き立つのが見えてるんじゃないかってくらい切なさに捕われてるよ。
そんなだからかこの頃Crystal Kayばかり聴いている。
今いちばんすきなのは『月のない夜,道のない場所』

たとえ月の出ない夜だって 君を想えば照らされる


今日は『NINE』
男女の機微を描きながらも楽しく観れたのは、ロブ・マーシャルのミュージカルの魅せ方によるものなのかな。女性たちがとても美しく撮られていたと思う。Chicagoとはまた違って、それぞれの女の人に合わせたテーマでミュージカルが構成されているの。一番すきだったのはケイト・ハドソン演じるステファニーのシーン。白と黒が印象的で切れのあるダンス、髪の毛の跳ねる様、胸に迫る音楽。あのシーンだけでアドレナリンが一気に放出されたみたいで、すごくすっきりした気持ちになれた。なんかもうなにもかもどうでもいい!とさえ思った(ポジティブな感じで)。I’m emotionalist.
なにかに煮詰まった夜にこの映画を観たらよさそう。でも、主人公は煮詰まったイタリア人男性なのでうっかり彼に感情移入したら大変かもしれないね。
いつも映画に救われている。

時をかける少女』観てきたよ。

2010年版もアニメ版も原田知世版も、それぞれストーリーは違うのにぜんぶ好きだ。”時をかける少女”がこんなにもわたしを惹きつけるのはなぜなんだろうと思った。過去・現在・未来を結ぶ、ファンタジーで切ないストーリーのせいなのかな。”記憶を失う”シーンでいつも、涙が出る。生きている限り、記憶がある限り、再び会えるという可能性はある。でも、”記憶を失う”ことになったら、時代の違う人だったら、と思うとほんとうに手に負えない。時間の不思議を思った。普段は忘れている奇跡を思った。同じ時代に生きて出会うことのできた大切な人たちを思った。

今回の映画はキャストもとても好みだった。特に主役のふたりのやりとりがかわいい。(仲里依紗ちゃんの現代っ子ぶりと中尾明慶くんの70年代ぷりがよかったよ。)

曲もいいなと思う。今回は、いきものがかりがカバーしていたのだけど、原田知世ちゃんが歌うのがやっぱりすきだな。ノスタルジー

過去も未来も星座も越えるから 抱きとめて

友への手紙
『なぜかよく思い出すのは、クリップを繋げてネックレスをつくっていたこと。他愛もない話をしながら、あなたが作ったそれを見て、私は、すてきと思った。その感性を見て、ずっと友だちでいたいとも思った。あなたはもう忘れているかもしれないけれど。

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