今日は『NINE』
男女の機微を描きながらも楽しく観れたのは、ロブ・マーシャルのミュージカルの魅せ方によるものなのかな。女性たちがとても美しく撮られていたと思う。Chicagoとはまた違って、それぞれの女の人に合わせたテーマでミュージカルが構成されているの。一番すきだったのはケイト・ハドソン演じるステファニーのシーン。白と黒が印象的で切れのあるダンス、髪の毛の跳ねる様、胸に迫る音楽。あのシーンだけでアドレナリンが一気に放出されたみたいで、すごくすっきりした気持ちになれた。なんかもうなにもかもどうでもいい!とさえ思った(ポジティブな感じで)。I’m emotionalist.
なにかに煮詰まった夜にこの映画を観たらよさそう。でも、主人公は煮詰まったイタリア人男性なのでうっかり彼に感情移入したら大変かもしれないね。
いつも映画に救われている。