今日は『(500)日のサマー』
映像も音楽もキュートな映画だった。すきなシーンがたくさんあった。映画のよいところは感情や事態をいろんなスタイルで表現できるところだと思っていて、それがほんとうにキュートに表現されていた。でも胸が苦しいよ。リアルでセンシティヴ。時系列がいったりきたりする中に切なさがちらばっていて、その小さな欠片が、いちいち胸を突いた。サマーはかわいいし、恋しているトムもすてきだった。さいごには光も見えた。でもやっぱり切なくてたまらない。それはきっと、わたしが恋するときはいつも、トム側の人間だからかもしれない。
プロローグのことばをきちんと覚えていなかったのだけど、観賞後に胸が掻き乱されて冷静になったあと、あの言葉をきちんとしりたくなった。

どの曲もすてきだったけれど『Sweet Disposition』がいちばんこころに残ってる。