一日中、愛や恋について考えていたら頭おかしくなるね。そうならないために、生活や仕事が存在するのかもしれないとすら思えてくる。最近、男の子たちのブログを読むようになって、はっきりわかったことがある。それは、多くの先人たちが、何度も書き記してきたことなのだけど、”男女の思考は根本的にちがう”ということ。わたしの文章の好みもあるので一概には言えないのだけど、男の子たちの書く文章と女の子たちの書く文章はぜんぜんちがう。たとえば、日常について、恋愛について、すきなことについて。どれをとっても、書き方と着眼点が違うようにみえる。もちろんプロの作家たちの一部には、どうしてこんなに女性の気持ちがわかるの?と思ってしまうような文章を書ける人もいるのだけれど。
わたしは女であるから(そして、女の中でも比較的女々しく、恋についてばかり思いを巡らせたりしてしまうタイプなので余計に)、どうやっても、男性の思考の有り様がわからなかったり、時に、共有できないこともこともあるのだけれど、それって、超ふつうなことなのだ。ということで、男性について深く悩むことをやめたい。もっとシンプルに考えて、少なくとも、どうしてどうしてどうして…(無限ループ)とならないようにしたい。男女の身体が違うように、心も違うのだ。わたしがいくら考えたところで、男の子たちの射精時の気持ちなんてわからないように。それからたぶん、違っているからこそ、男性が女性に求めるものは、行きつく先は、"女性"性。黒くじめじめぬるぬるしたものではなく、やわらかでいい匂いが漂ってくるような。男の子の中にないものを男の子たちは求める。共通項も大切だけど、相違していることも、とても大切な気がした。
外出しようと思っていたけれど、行動より先に雨が降りはじめたので一日中家にいた。『東のエデン』(今いちばんの興味の対象)を繰り返し見たり、はじめて『パンダコパンダ』を見たりした。それから少し勉強。昼から夜にかけてみかんを5つ食べた。肉も大好きだけど、野菜と肉どちらかしか一生食べれません、といわれたら、100%野菜を選ぶなと思ったりした。
部屋の中に籠っていると思考がアレになりがちだけど、今日はわりと脳内が活発に動いていた気がする。
いつだったか男友達に、「年に数回、思考がめちゃくやよく働く日があるんよ。なにかについて開眼したりするくらい。なんでやろう。」というようなことを話したら、彼は、「うーん。バイオリズム的なものなんかな。」と言った後、「データを取ってみるといいかもしれんね。その日の天気とか気温とか月とか。」と言ってたことを、ふと思い出した。
気温18〜21度、雨、満月の二日前
お風呂の中でも再び、男友達のことを考えた。彼はあと3ヶ月くらいで30歳になる。自分が30になったことよりも、彼が30になることの方がわたしは何故か想像しがたい気持ち。いろいろ伝えるべき言葉を思い巡らせたけれど、どれも嘘くさかった。