1日半眠る。眠っているときはなにも考えなくていいからわたしはいつも眠りたいのかもしれない。
2日目の夕方に、ともだちのともだちのライブを見に行くという約束があったので、なんとか起き上がり、やわらかなワンピースを着て外へ出た。小雨が降っていた。ライブハウスはココナッツと煙草の匂いがした。はじめて会う人たちに、ともだちの後ろから会釈する。青春と夏の曲が流れていてたくさんの人がいたけれど、ひとりぼっちの気持ちだった。「夏はたった2ヶ月なんだから楽しめよ」と誰かが叫んでた。
夜、雷が落ちる音で目が覚める。雨と雷の音で世界は包まれていた。何度かメールを書いたり消したりしながら、変なところで送信ボタンを押してしまう。支離滅裂なメールを送ったのに、「こわいの?」と返事が返ってくる。気持ちは全部筒抜け。「こわいよ」と書くと、怖くない話を書いてくれた。こんな男の子にまたいつか出会えるんだろうか。数回メールをやりとりして、「ありがとう。おやすみ。」と送って、再び眠りに落ちた。
3日目は『サンシャイン・クリーニング』。『リトル・ミス・サンシャイン』のときもそうだったのだけど、子どもと老人がとてもよいバランスで描かれている作品だった。ストーリー全体もそうなのだけど、かわいいだけじゃなく毒やエスプリが含まれてるのがいいなと思った。だからこそ、小さな光が映える。ローズが鏡に向かうシーン、電車のシーン、最後のシーンがすきだった。
サンダルを買いたかったのに、D-BROSとゴールドのネックレスを衝動的に買った。買い物下手すぎる。

写真じゃぜんぜんわかんないけどこうなってるんです