チョコレート2つ(ひとつ500円だったからなんとなく2つにした)と本3冊を送った。その日は、ありがとう、どういたしまして、とメールし合ってふつうにおわったのに、今日のメールでなんだかとても不穏な空気になってしまった。歪にばかり目がいってしまう。いいところを見ようとする気持ちの欠落。不安の無限ループから抜け出せない。うまく眠れない。
「チョコ、よろこんでもらえてよかった。perfumeはじめから好きなのかと思ってた。そして、今はとても好きなんだろうなと思ってる。さっき友だちと久しぶりに電話したのだけど、3時間も話した!口が疲れたけどおもしろかったです。日本語っていいネ!もっと日本語で話したい!がおー!」
(最近perfumeをよく聴くと言ってたので送った本のひとつがこれだったの)
「僕もさっき友達が電話くれて長電話しました。相変わらずで安心した。実際perfumeあんまり知らないからねー。少し知ったかな。」
「変わらず話ができる人がいるのはいいね。私も、気楽に話ができる人がたくさんいればいいなと思うのに、全然思いつかなかった。スカイプで電話したの、**を含めて4人しかおらんよよよよ。 perfumeの豆知識、また教えてください。」
「4人いればいいでしょ。自分から電話したいなんて思う相手、僕にはいないよ。perfumeはみんなA型。」
「あー!今すごい爆弾発言した!じぶんからでんわしたいなんておもうあいてぼくにはいないよ、て! へーみんなA型ってなんか意外。A型以外っぽい。」
「いつも受身なんだよね。きっと。そして、必要でもないのかも。 ちなみに、15日はあ〜ちゃんの誕生日。」
「そっか。私が電話しなくなったら関係が途絶えるかもしれんと一瞬目の前を過ぎった午後7時半。 あーちゃん、2/15?バレンタインの次の日と覚えておくよ。」
「ごめん。」
「ひどいひと。」
「ごめんなさい。」
「いじわる。」
「それから?」
「棘を受け止める覚悟?それとも違う意味?」
「今は僕が棘なんでしょう。きっと。」
「じゃあ棘の投げ合いやね。いじわる!」
「たまにはいいでしょ。」
「あー!ずるいひと。」
「たぶんね。そんなだよ。」
「いじわるでもずるくてもひどくてもいいけど、うそつきはやだ。ほんとに。」
「嘘はつかない。胡散臭いだけ。」
「言い得て妙。ながながごめんね。おやすみ。よい夢を。」
「おやすみ。 頭おかしいんだよね。きっと俺。じゃあね。」