鍋をした。
食材そろうか心配だったけれど、市場まで買い物に行ったら意外とあったよ。でも、白菜2.5ユーロ、えのき2.5ユーロ、もやし1.8ユーロとか!!高すぎ。それでも、完全なる鍋をしたかったので奮発して購入したよ。肉や麺も合わせて全部で20ユーロ(3200円)くらいかかってしまった…。
「つくね鍋にしよう!」と言い出したわたしがつくねを作る係になる。鶏ミンチが売ってなかったので豚ミンチで。前日ネットで予習した(つくねを作ったことのない女なんです)作り方を中途半端にしか覚えておらず、『酒大さじ1杯、醤油大さじ1杯、生姜15g、コショウ少々』という分量だけが記憶されていたのだけれど、いったい何gの肉に対して…?と、よけい混乱をまねいた。でも、わからないから作って!と年下の恋人に頼むことは避けたかったので、どきどきしながら作り終えた。
土鍋のかわりにパエーリャ鍋を使用。
生姜を入れすぎた気がしたけれど、美味しくできてて自分でもびっくりした。彼も、美味しいと褒めてくれたので、29歳女子としての面子が保たれてよかったです。(恋人と料理をするたびひやひやするので、最低限の料理のできる女にならなくてはとこのごろ切実に思う。)最後に麺を投入して、おなかいっぱいになるまで食べて、ベッドに移動。どうぶつの森やマザー3を一緒にした。生理だったので、「今日はセックスしないよ。」ときっぱりと言ったにもかかわらず、この日の彼はいつもとちがってすごいエロくなってたから、まあいいかと思ってしまい、結局2回もしてしまった。(だめ女…。)
朝11時くらいに起きて雑炊を作って食べた。おなかいっぱいになり、またベッドに横たわり、ふたりでDSをした。「人間としてだめな気がする。」と言ったら、「こんな人生もいいじゃない。」と彼が言った。昼間から彼の腕の中で眠った。こんなにもしあわせでいいのだろうかと思いながら、夢の世界に溶けていった。夜になって帰宅。24時間以上一緒にいれた。ほかの女子のことなんて考えちゃだめだー!と改めて思った。疑って、実はすべてが白であるより、疑わず、真実が黒であるほうが、潔く、健全であるような気がした。だからもう、変な妄想はおわりにしたい。
金曜日の夜、恋人と飲みに行く約束をした。
夢の世界は、あと10日。