朝、いつものcafeへ。雨が降っていたので『今日は来なくていいよ』とメールしたのに、昨夜約束したとおり来てくれた。朝だったからか、また少しぎくしゃくする。なんだって、わたしたちはいつまでたっても安定しないのだろう。「今日は顔を見てくれないね。」と彼に言われる。「ごめん、朝だから。」という言い訳にならない言い訳をしてしまう。
また学校まで送ってくれた。最後の小道を曲がる前に「キスしていい?」と聞かれる。彼の方へ顔を向けると、いつものように軽く唇が触れた。