彼からメールが届く。
『深まれば深まるほど黒いモヤが自分の頭上に拡がるのが分かる。それが無限に重くて、無限に暗い。でも気は楽。サインが点いて、消えて、点いて、消えて。 大丈夫かと思ったら、また。そんなのが僕には備わってる。パブロフの犬のように、それは否応なしに。スイッチ押せば終わる。楽なもんだ。ただそれが面倒なだけ。そんなんで繋がってる。』
わたしとの関係を表しているのだろうか?それとも彼自身の問題なのだろうか?どちらにせよ、彼もわたしと同様に、深い闇に包まれている。それは自分でもどうしようもできない、癖のようなもの。わたしたちはよく似ている。だから、他の人よりもたぶん、その苦しみを分かち合える。けれど、それは時に、とても悲しい。