相対性理論がしっくりくる一日で、外を歩いているあいだ、ずっと聴いていた。はじめの頃は『LOVEずっきゅん』がだいすき!と思っていたのに、気づいたら、『学級崩壊』の耳元でささやかれるような声にめろめろになってた。その頃から『地獄先生』の歌詞に嵌って夜な夜な聴いたり,『バーモント・キッス』の歌詞に心捕われたり、『さわやか会社員』を会社の行き帰りに聴く毎日になった。そして最近はというと、『夏の黄金比』のメロディーにむねきゅん。

「コーントレックス箱買い、コーントレックス箱箱箱買い」のところがとくにすきです。
けっきょくのところ、ぜんぶの曲がすきかもしんない、ということに気づいた日で、そんな自分にびっくりした。
夕方、『それでも恋するバルセロナ』を観にいった。クレイジーな映画っぽいと思っていたので、『悲夢』のときほどの衝撃は受けなかった。恋愛はいつだってクレイジーととなりあわせなわけで、ほとんど共感できないことばかりだったけれど、そういう気持ちもわかるなと、こころの片隅で思った。
「人生に意味なんてないんだから、貪欲に楽しまなきゃ」という台詞が一番こころに残っている。3人の女の子たちが、軽やかで美しかった。