雨の休日。『おくりびと』を観に行った。NKエージェントの会社の雰囲気がすきだった。ああいう雰囲気のところに勤めてみたい。あと、石文というの、仲の良い人とやってみたいと思った。音楽がすーっと映画にのっていてよいなと思っていたら久石譲さんだった。さすがやね。彼の作り出す曲は、ほんとうに心地よくこころに響く。
人と人との結びつき、繋がりの、話。それはいつだって、単純で簡単なものではないし、肉親でさえほんとうの意味でわかりあえることなんてないのかもしれないけれど、それでも、一瞬でも、光の見える瞬間はある。たぶん、光はどこにだってあって、それに気づけるかどうかなんだろうなと、ぼんやり思った。帰り道、衝動的にビールが飲みたくなり、ひとりで居酒屋に行った。わたしは相変わらず、ひとりでいるのがすきだ。さみしいなあという気持ちはいつだってこころの中に存在するのに、ひとりでいることを選んでしまう。なんなんだろうこれは。