帰国してから、映画を2本、DVDを6本観た。(思っていたより観れてない…。)どれも観たかったものだったし、それぞれ面白かったり胸きゅんしたり心地よかったりしたけれど、『ゆれる』が一番ヤバかった。心をむちゃくちゃに掻き乱された。苦しいとももどかしいとも違う感じで、胸が痛んだ。人間は、とてもこわいし弱々しい。
この頃、躁鬱が激しい。世界が輝いて見える日もあれば、真っ暗になるときもある。彼との日々も、楽しかったことばかり思い出すこともあれば、あんなことをしなければ、言わなければよかったと、強い後悔に飲み込まれたりもする。後悔を未来に生かす方法がわからない。彼に対する後悔を、他の誰かで償ってみても、わたしの中ではなにも解決されないのだと思い、愕然とする。例えば、新しく誰かを好きになったとして、その相手に、同じ過ちをしなければいいなんて、どうしても思えない。つらい。