この間の恋人との電話は初skypeだった。今実家にいる彼は、自由にPCを使える環境じゃないので、skypeできないなーと思ってたのだけど、固定電話や携帯電話に電話するときも、skypeの方が安い(スペイン→日本)と最近知ったので、滞在9ヶ月目にして今更導入。
skypeだと家のベッドでごろごろしながら電話できるので、男ともだちへもひさしぶりに電話してみた。お互いの話を少ししたら、どうしても恋人の話になるわけで、「もうだめかもしれん…。」と現状を伝えたら、「恋愛の素人にもほどがある。」とか「10代かよ!」とか言われた。それから、恋愛相談室。どういうふうに気持ちをもっていくべきかとか、クールダウンしろとか、いろいろ。男ともだちは、嘗ては酷い遊び人だったのに、今は落ち着いてて2年目になる彼女と中距離恋愛中。彼女と3,4日に一度くらいしか連絡し合わないこと、それでも互いに信頼関係はじゅうぶんであること、彼女と一緒にいるといかに落ち着くか(←単なるのろけやん…)等、聞いた。「お互いの気持ちを如何に尊重し合えるかが大切だと思う。」という言葉が一番こころに残った。わたしは自分の欲求(たとえば毎日連絡がほしいとか目に見える形で愛情表現してほしいとか)ばかりを伝えて、基本的に自分からはあまりメールや電話をしないという彼のペースを乱そうとした。彼がそういう人であるなら、そういう人を好きになったんだと思って、そこへ自分の欲求ばかりを押し付けたり、強要したりするのはよくないと思えた。例えば、恋人に嫌われるにしても、他に好きな人ができるにしても、そうなるときはそうなってしまうし、そのことにおびえて暮らすのではなく、穏やかな気持ちでふたりの関係や時間を過ごす方がずっと大切だと気づいた。よく考えたら当たり前すぎることをだらだら書き綴って恥ずかしい。今年三十路になるのに、ようやく恋愛というものがわかりはじめた…。でも男ともだちとの電話でかなり冷静になった。目から鱗が落ちまくった。ただ感謝。