誰かを批判・否定すると、自分が損なわれるような気持ちになる。例えば、その批判が倫理的に正しくても。社会や物事を批判するのとは違う感じがする。でも、女の子たちのお喋りの中にはどうしても、誰か具体的な人が現れて、その人について意見したりする瞬間がある。自分からテーマを放り投げることはしなくても、○○さんさぁ、みたいな話になると、わたしも自分の感情の否定的な部分をぐだぐだ述べてしまう。はじめは感情を素直に吐き出せてすっきりとした気持ちになる。でも、必ず後から、自分を損なってしまった、という思いに駆られる。だからやっぱりそういうのはやめたい。世の中には、誰かについて否定的に話すことよりもっと、有意義な話がたくさんある。
イメージは、水色の、音、声、言葉。
否定的な感情は心の中でうまく砕いて粉々にできるように。