某大学の学園祭の帰りで、車に乗っていた。その車はぎゅうぎゅうで、普通車なのに、後ろに4人、前に3人。なにかの展示を一緒にしたメンバーらしかった。知っている人もいれば、ぜんぜん知らない人もいた。わたしは後ろの席の、右の窓際に座っている。その隣は恋人。わたしの方を向いている彼がわたしを後ろから抱きしめる。「すきだよ。」他の人に聞こえないように、小さな声で彼が言った。わたしは窓の外の風景を見ながら、黙ったまま、ただ、首を縦に振った。
そんな夢を見た。