男ともだちとメール。
『若さ故の彼の性格を許せん?彼にもダチュラ?』
『彼にはダチュラしないよ。なんだかんだいって愛しい人だから。付き合っている。ということを意識しなければ平気になりました。わたしはたぶん付き合っている人に対していろんなことを望みすぎる。どこからどこまでがふつうでなにが気狂いなのか最早わからんけど。本音を言えば、別れても、会えることのできる関係ならいいかなと思ってる。しがみつくことに、恋人として定義することに、疲れたの。』
『ばかもーん!心理学と脳科学で日本代表の僕から一言忠言申し上げ候。なぜもっと頑張らん!まだ3ヶ月やろ、離れてから。僕は**がどれくらい疲弊してるか分かり得んけど…。疲れて当然、人を愛するのは疲れることなんです。他人(恋人)は誰しもが自分の思うような言動をしない。己の理想像を相手に重ね合わせると、必ず一致しない部分が出てきます。その部分は大抵の場合、マイナスの要素を含みます。愛と恋との決定的な違いのひとつは、「愛には綺麗事だけですまされない男女間の問題を含める」ということではないでしょうか? したり顔で申し上げましたが、これはすべて僕の主観であり、**の場合には当てはまらんかもしれません。気に障ったらごめんね。』
『助言どうもありがとう。謝謝。でも、このやり方は、今の状況に於いて、正しいように思っている。わたしはほんとうに男子の気持ちを信じるのが苦手で、それなのに、彼は2ヶ月前とがらりと変わってしまったの。そんな人を、今までとおなじように見れる?ああ、またか。って思ってしまうじゃない。やっぱり男子なんてみんなおんなじなんだ。ってあきらめの気持ちになってしまうじゃない。「ひとりの人に愛を注いで、それを人生が終わる日まで継続させる。」わたしはただそれを求めているだけなの。「他人(恋人)は誰しもが自分の思うような言動をしない。己の理想像を相手に重ね合わせると、必ず一致しない部分が出てきます。」というのはよくわかってるつもり。だからこそ、期待しすぎのわたしは自分の思考回路の一部を切断するしかないの。一番簡単な方法が、付き合っていると思っている回路を切ることだった。わたしからメールしない日が続くと彼発信のメールがくるし、たぶん、わたしたちは(わたしが思っているよりは)だいじょうぶなんだと思う。ただ、彼が精神的に不安定な青年であることと、わたしの、男子=信じることができない生き物という思考とが絡み合うときが、最悪です。早く彼に会って話がしたいです。やっぱりそれが一番わかりやすい。ふたりの温度をしるためにも。』