土曜日。今住んでいる街からバスで一時間くらいの街に、彼と出掛けた。穏やかに時間の流れている街で、天気もとてもよくて、たのしかった。でも、どんな街だったかというよりも、彼と一緒の時間を過ごせたということが、わたしにとっては一番大切な要素。恋人だけしか見えていない女子を哀れに思っていたのに、今まさにその状態に陥っている。嗚呼。
カエルのチャームが3ユーロで売ってたので買おうとしたら、彼が買ってくれた。そういう経験が殆どないなので、とてもうれしかった。それをつけるたびに彼に買ってもらったんだっけと顔がにやけそう。(ほんと恋愛偏差値低すぎ。)帰りのバスで、隣に座っていた彼がわたしの首元にキスをした。猫みたいなキス。一瞬一瞬が夢のように過ぎていく。